膝の痛みがひどくて発熱もある？原因は蜂窩織炎かも？
膝の痛みがひどくて発熱もある？原因は蜂窩織炎かも？
はじめに
膝の痛みは本当にいろいろな原因があります
たいてい整形外科にかかることが
多いと思いますが
実は整形外科以外にかかった方がいい
膝の痛みもあります
今回は
「こんな膝の痛みの時は皮膚科の方がいいかもしれない」
というものをご紹介したいと思います
目次
1.こんな膝の痛みは皮膚科に行きましょう！
2.こんな治療をします！
こんな膝の痛みは皮膚科に行きましょう！
膝の痛み以外に以下のような症状がでていませんか？
1.膝から下が腫れている
2.触ると熱い
3.皮膚が赤い
4.立つと痛い
5.発熱している
6.寒気がする
7.全身がだるい
これは「蜂窩織炎」という疾患の可能性があります
身体の傷や毛穴などから最近が侵入し炎症を起こしている状態です
基本的には皮膚の感染症になるので皮膚科への受診となります
こんな治療をします！
蜂窩織炎は細菌の感染による疾患なので
抗菌薬の投与を行います
通常は飲み薬や点滴などで通院で済む疾患です
しかし重症化している場合は入院することもあります
特に高齢者は入院するケースが多いです
糖尿病や免疫力の低下がある場合が多く
細菌が繁殖しやすい方が多いです
また、最近では抗菌薬が効きづらい細菌も増えてきているため
早めに治療を開始し効果的な抗菌薬を決定することが望まれます
重症化した場合には
敗血症やリンパ管の損傷などによる浮腫みなど後遺症を残すケースもあるので注意が必要です
治療期間
目安としては2週間程度の抗菌薬の服薬があります
しかし人によって服薬期間は様々なので
注意が必要です
その人自身の免疫力や細菌の種類によっては
1か月以上治療に費やすこともあります
大切なことは
「抗菌薬を自分で中止しないこと」
症状が落ち着いてきたから薬を飲むのをやめがちですが
体の中にはまだ細菌が残っていることが多いです
ここで
抗菌薬をやめてしまうと
また、細菌が増殖し
蜂窩織炎を再発してしまうおそれがあります…
医師の指示通りに服薬するようにしましょう！
自分で出来る事
1.足を高く上げる
足は運動をしないと浮腫みます
しかし蜂窩織炎があると運動が困難になるので
代わりに心臓より高い位置にあげて
浮腫みを軽減してあげましょう
浮腫みを放置しておくとリンパ管の損傷にもつながるので
なるべく脚は下げないように注意しましょう
2.冷やす
赤みや熱感がある場合は冷やしてあげましょう
熱をこもらせたままでいると
皮膚がただれてボロボロになってしまうことがあります
傷が出来ると新たな感染につながるので注意が必要です
保冷剤などで適宜冷やしていきましょう
冷やしすぎないように
20分程度にとどめ
1時間おきに冷やしなおせるといいと思います
再発予防のために
バランスのよい食事と適度な運動と睡眠で免疫力を高めましょう！
また、傷があると細菌が入ってきますので
傷を見つけたら早めに治療をしましょう
再発率は最高で20％と言われているので結構な確率で再発します
予防対策の徹底が重要です！
まとめ
免疫が下がっていると感染症になりやすい
膝から下が全体に腫れていたら蜂窩織炎かも？
まずは病院へ！
body conditioning MOVEでは
理学療法士が
体の痛みやパフォーマンスの向上を中心にケアしています！
ピラティスやオーダーメードインソールの作成も行っていますので
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