b-moveの日記

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これだけは気をつけて!フォームを正して、野球肘を予防しよう!

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目次


1.野球肘?どんな肘?
2.ケガするフォーム「肘下がり」とレイバック」

 

野球肘?どんな肘?

ボールの投げすぎで起こる肘の痛みを「野球肘」と呼びます
年齢は10~16歳くらいが最も多いとされています
野球の投手や捕手など、ボールを投げる動作の多いポジションだと起きやすいです

「野球肘」は大きく分けて3種類の分類があります

1.内側型
2.外側型
3.後方型

以上の3つの分類が主に使われています

重症例ともなると5か月間近く投球が禁止され、安静にしていなけらばならず
学生のプレーヤーとしては選手生命のピンチになります

そのため痛みを我慢して投げ続けてしまう学生もいます
ムリをし続けると骨がスカスカになってしまい元に戻らなくなってしまうこともあります

こうなってしまうともはや手術しか方法はありません

原因は投げすぎとフォームの崩れです
特にフォームが崩れていると
安静→投球→痛む→安静→投球→痛む…
ループに入ってしまい
まともに練習ができなくなってしまいます

フォームの修正が必要になってきます

 

ケガするフォーム「肘下がり」と「レイバック」

肘下がり
一般によく言われるフォームの崩れは「肘下がり」です


このフォームは投げる直前で肘が肩より下がっている状態を指します


こうなると肩の力が出づらくなります
肩の力が出ない分を肘で力を補います
そのため肘が痛くなります

 

また体幹の力も伝わりづらくなります
速い球を投げるためには体幹が重要です
体幹部のねじれる力を腕に伝達することで速い球を投げることが出来ます

 

肘が下がると体幹のねじれる力が腕に伝わらなくなってしまいます
その分を補おうとしてやはり肘が頑張り始めます
そして痛くなります

 

投げる直前に肩と肘が一直線に並んでいるか確認してみると良いでしょう

 

「レイバック」って?
そしてもう一つ注意したいのが「レイバック」
プロの速球派の投手に多い投げ方です

 

見た目としては
藤川球児」投手
「林昌勇」投手
あたりが「レイバック」で有名な選手です
メジャーリーガーなんかはほんとにこの投げ方が多いです

 

見た目は非常に格好いい(個人的には好きですが…)
いわゆる「ムチのようにしなる腕」というやつです

 

よく誉め言葉で使われますが
身体の使い方としてはまずいです

 

腕のような細い部分を高速でしならせれば確実に壊れます

 

では具体的に何がまずいのか?

「しなる腕・レイバック」というのは
投げる直前で「腕が遅れてくる」現象のことを指しています
腕が遅れるのでしなるように見えます


しなった分だけ力がため込めるので
球速は確かに上がります

 

しかしそれは文字通り身を削って出した球速なので
いつかは壊れてしまいます

 

学生は3年という短い期間で結果を残す必要があるので
ケガは禁物です


正しいフォームでケガなく過ごしてもらいたいものです

 

レイバックの修正は
投げる直前に必要以上に腕を背中に隠さないことが重要です


身体を上から見た時に、肩から肘までが一直線になっているか?


これに気をつけるとケガが予防できます

 

それだと球速が出ない?

 

股関節の力は使えていますか?
下半身だけでどれだけ身体を力強く回せますか?

 

体幹の力はどうでしょう?
力強く体幹をねじることができますか?
腰で無理やりねじるのは危ないので避けてください!
胸周りのねじる力が重要です

 

手投げになって肘を壊さないように


股関節・体幹を見直してみましょう!

 

まとめ


野球肘は投げすぎは禁物
フォームは「肩から肘が一直線」を意識する
股関節・体幹の使い方を見直そう