3か月で椎間板ヘルニアが治る?症状の経過のウソ・ホント!
3か月で椎間板ヘルニアが治る?症状の経過のウソ・ホント!
はじめに
椎間板ヘルニア持ちの方でお悩みでよく聞かれるのが
・この症状はいつまで続くのか?
・手術をしなきゃいけないのか?
・経過観察してていいのか?
このあたりが気になっている方が多い印象です。
今の症状はほっといて良いのか?悪いのか?
気になる椎間板ヘルニアの症状の経過について解説していきたい思います!
目次
1.椎間板ヘルニアの症状の経過
2.ほっといてはいけないサインとは?
椎間板ヘルニアの症状の経過
よくある例としては
重い荷物を持ち上げようとしてぎっくり腰に!
強い腰の痛みや太ももやお尻にしびれが出て数日安静に…
それ以来、腰痛持ちになり
たまにお尻や太ももが痺れるようになってしまった…
他の例としては
特に何も原因は無い
しかし数年前から段々に脚が痺れるようになってきた
最近痺れている範囲が広がってきていて
つま先も上がらなくなってきている
あなたはどちらに近かったでしょうか?
後者の場合は注意が必要で
場合によっては手術が必要なことがあります!
どうして手術が必要になるのか丁寧に解説していきます!
一般的な椎間板ヘルニアの症状の経過
前者の方のような最近なった椎間板ヘルニアの場合
多くの方が2~3か月以内に痛みが治まると言われています
その流れとしては
まず最初に痛み止めで経過を観察していきます
だいたい1週間くらいで痛みが徐々に和らいできます
この頃の痛みは筋や靭帯の損傷が原因であることが多いです
組織が壊れているので痛みが出ているわけです
人間のすごいところは
怪我はほっといてもいずれ治っていくところ
筋や靭帯が段々と治っていきます
それに合わせて痛みが落ち着いてきます
じゃあなぜ痛み止めが出るかというと
シンプルに痛みを消すためです
痛いとつらいですからね…
さらに厄介な「慢性的な痛み」に持ち込まないためにも
最初にきちんと痛み止めを飲んで
痛みがない状態を作っておくのが大事です
そこから1か月程度経過をみていると
痛みが半分くらいになっていき
2~3か月もすると痛みがすっきり取れてくることが多いです
あくまで一般的な例なので個人差はあります。
しかしだいたい80%くらいの方は手術なく治っていくと言われています。
のこりの20%にはなんらかの対策が必要になってきます…
ほっといてはいけないサインとは?
問題になる椎間板ヘルニアとは
・3か月以上たっても痛みがとれない
・「つま先が上がらない」など足に力が入りにくい
・おしっこが出づらい
・20歳以下か55歳以上
これらが当てはまるときは注意が必要です!
それぞれ解説していきます
3か月以上たっても痛みがとれない
椎間板ヘルニアは椎間板の中身が外にもれる疾患です
だいたい2~3か月で外に飛び出た中身は身体に吸収されていきます
なので3か月経ってもで症状が落ち着かない場合は
自然治癒の見込みが少なくなってきているサインです
一度受診して今後の治療方針を検討して頂いたほうがよい時期です
「つま先が上がらない」など足に力が入りにくい
これは神経が圧迫され、筋が動かなくなっている状態です
このまま放置してしまうと
筋力がなくなってしまい
元に戻らなくなってしまう可能性があります
早急に受診しましょう!
おしっこが出づらい
これが一番まずいです!
重症の場合は緊急に手術が必要です!
体外に毒素を排出できない状態ですので命に関わります!
すぐに病院へ!
20歳以下か55歳以上
椎間板ヘルニアは20~40代に起こりやすい疾患です
これ以外の年代の場合で腰痛や痺れがある場合は
他の疾患の可能性があります
20歳以下
腰椎分離症
強直性脊椎炎など
これらは病院でしっかり検査をしていく必要があるので
まずは受診してみましょう!
55歳以上
脊椎圧迫骨折
脊髄腫瘍
内臓疾患など
早めの対処が必要な疾患があります
たかが腰痛と思わず受診しましょう!
まとめ
3か月で治らない時は速やかに受診しましょう!
body conditioning MOVEでは
体の痛みやパフォーマンスの向上を中心にケアしています!
ピラティスやオーダーメードインソールの作成も行っていますので
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