b-moveの日記

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電気が走るような膝の痛みは腰から来ている!解説と対策!

電気が走るような膝の痛みは腰から来ている!解説と対策!

はじめに

膝が「ビリっ」と痛い

鋭い膝の痛みがたまに出る

 

膝自体は腫れてもいないし

赤みもない

触っても痛くない

 

それ膝の問題じゃないかもしれません!

 

腰の問題で膝に痛みが出ているパターンの可能性があります!

 

今回は「腰からくる膝の痛み」の解説と対策をご紹介します!

 

目次

1.電気が走るような痛みってなんだ?

2.膝の痛みが腰からくるメカニズム

3.対策のカギは「骨盤」

 

電気が走るような痛みってなんだ?

「槍で突かれたような痛み」「ビーンと走るような痛み」は電撃痛と呼ばれ

神経障害性疼痛に分類されます

 

ざっくり解説すると

「神経」が傷ついて「痛い」ときの痛みを「電撃痛:神経障害性疼痛」と呼んでいます

 

なので

直接的なケガをしていないのに

鋭い痛みが出ているときは

神経由来の痛みである可能性があります

 

膝の痛みが腰からくるメカニズム

「電気が走るような鋭い痛みは神経由来の可能性が高い」

では、膝で電撃痛が出た場合はどうなっているのか?

というと

 

・膝の近くの神経がやられている

・膝の神経の根っこがやられている

 

このどちらかの可能性が考えられます

 

「膝の近くの神経がやられている」

これは感覚的に理解しやすいですね

 

膝の神経なんだから

膝に神経があるんだろ?

 

もちろんその通りです

 

ちゃんと膝に

膝の神経があります

 

「伏在神経膝蓋下枝」という神経が膝にあります

 

この神経がやられて電撃痛が出る可能性があります

 

あくまで私見ですが

 

「伏在神経膝蓋下枝」の影響で電撃痛が出ることはあまりないかなと思います

 

人工膝関節の手術をする際に

「伏在神経膝蓋下枝」が切られたり

むくみで圧迫されていることがありますが

 

電撃痛というほどの痛みが出ている人は

あまり見た事がありません

 

しびれや感覚の低下といった症状を訴えることが多い印象です

 

逆に膝にしびれや感覚の低下を感じるのであれば

伏在神経由来の可能性があります

 

その場合は「ハンター管症候群」と呼ばれるものだったりします

これはまたの機会に詳しく説明したいと思います

 

では膝に電撃痛が走るパターンとは何なのかというと

 

膝の神経の根っこがやられている場合です

 

どういうことかというと

 

神経は脳みそから始まって

その後、背骨を通り

各部位に張り巡らされていきます

 

ざっくりいうとパソコンと電源コードの関係のようなものです

 

壁の電源プラグ(背骨)から

コード(神経)を通して電気が

パソコン(膝)につながっている

パソコン(膝)とのつなぎ目でコード(神経)が切れたら

「パソコンの電源が落ちる(痛い)」

 

壁のプラグ(背骨)のところで電源コード(神経)が抜けても

「パソコンの電源が落ちる(痛い)」

 

コードのどこがやられても結果は一緒になります

 

そして人の身体の場合は

背骨から神経が出るところがポイントになります

 

ここは神経の通り道が狭く

圧迫を受けやすい部分です

 

この部分で膝を支配している神経が圧迫されていると

膝に電撃痛が走ることがあります

 

そして膝の神経は腰の背骨から出てきます

 

なので腰がおかしいと

膝の痛みが出るわけです

 

ちょっとややこしい感じですが

これは腰の問題が膝に影響を与えるメカニズムです

 

 

対策のカギは「骨盤」

というわけで

「神経が出てくるところを広げればいい」ということが

ご理解いただけたかと思います

 

特に腰での神経の通り道を広げることが重要。

 

ではどうすれば神経の通り道が広がるか?

 

それは「骨盤」を立てることが重要です

 

骨盤が前に倒れ過ぎていると

腰が反ってきます

 

こうなると神経の通り道が狭くなってしまうので

骨盤を少し後ろに倒して

立てた状態にすることが必要です

 

しかし

普段の生活で骨盤を使うことなんて

めったにしないので

使い方が分からなくなっていることが

多いです

 

今回は骨盤の使い方を取り戻して

「骨盤が立っている位置」を覚えるエクササイズを紹介します!

 

 

 

 

「ペルビッククロック」

 

1.仰向けになります

2.膝を立てます

3.手のひらを下腹部に乗せます

4.しっぽの骨が床から離れるように骨盤を倒します

5.戻します

6.繰り返します

 

下腹部が顔に向かって下り坂になるようにしましょう!

息を吐きながら行うと下り坂にしやすくなります!

コツとしては腰と床の隙間をつぶすようなイメージで行うと良いです!

 

このエクササイズで骨盤の動かし方を思い出していきましょう!

床と腰の隙間をつぶした状態を作れるようになったら

今度は立った状態で

背中を壁にくっつけて

同じようにペルビッククロックをやってみましょう!

 

壁と腰の隙間をつぶせるようになったらOK

 

最後は背中を何もつけずに

自然に立った状態で

 

うしろに壁があると思って

イメージの壁と腰の隙間をつぶすようにしてみましょう!

 

それができたら

 

その姿勢で過ごすようにしてみましょう!

 

楽にその姿勢がとれるようになったら

膝の痛みが消えてくれているはず!

 

ぜひ試してみてください!

 

まとめ

腰から膝に神経が走っているので

腰が悪くなると膝に症状が出ることも

腰を良くして膝の症状を抑えよう!

 

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