b-moveの日記

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「腹筋運動」は本当に脊柱管狭窄症に良いのか?効果的な腹筋運動とは?

はじめに

「脊柱管狭窄症には腹筋運動がいい!」

「コアトレーニングが必要!」

「腹圧には深呼吸を!」

世の中にはいろいろな情報であふれかえっています

 

わたしの見解としては

腹筋運動は必要ですがそれで狭窄症が治るとは思っていません

 

コアトレーニング・インナーマッスルという情報が先走りすぎて

独り歩きしてしまっているように思います

 

今回は脊柱管狭窄症と腹筋運動の関連について

解説し

 

なぜ脊柱管狭窄症に腹筋運動が必要なのか?

なぜ腹筋運動だけでは治らないのか?

 

という点を明らかにしていこうと思います!

 

目次

1.なぜ脊柱管狭窄症に腹筋運動が必要なのか?

2.どうして腹筋運動だけで脊柱管狭窄症は治らないのか?何をすればいいのか?

 

なぜ脊柱管狭窄症に腹筋運動が必要なのか?

脊柱管狭窄症は骨と靭帯が神経を圧迫して、運動麻痺や感覚異常が起こる疾患です

重度の場合であれば手術が適応になります

 

骨や靭帯の変形や変性が軽度の場合は保存療法が選択されることがあります

 

その場合、薬や注射、理学療法が行われることが多いです

腹筋運動は理学療法の場面で行われることが多いです

 

腹筋運動を行う目的としては

・腹圧の向上

・姿勢の改善

などがあげられます

 

腹圧の向上がなぜ必要なのかというと

 

「腹圧が下がると背骨がたわむ」ためです

背骨がたわむと、神経を圧迫しやすくなってしまうので症状が悪化してしまいます

 

それを食い止めるべく腹圧の向上を図るわけです

 

腹筋に力が入ると内臓が入った袋に圧がかかります

そうすると袋は圧を逃がそうと上下に伸びます

その力のおかげで背骨が上下に伸び、たわみが減ります

 

これによって症状の軽減が図れるという理屈です

 

しかし実際は、

腹圧の力は背骨のたわみが伸びるほどのパワーは得られないので

あくまで補助程度とされています

 

なので腹圧上昇狙いの腹筋運動(深呼吸やへそをへこませる運動)だけでは不十分と言えます

 

腹圧上昇に加えて

「姿勢の改善」が必要です

 

脊柱管狭窄症の場合は

立っている時に反り腰の方が多いです

 

この姿勢の場合

腰の骨が神経を圧迫する方向に入ります

 

なので反り腰を軽減できる腹筋が必要になります

 

どうして腹筋運動だけで脊柱管狭窄症は治らないのか?何をすればいいのか?

いくらシックスパックの腹筋があっても

反り腰を修正できなければ意味がありません

 

神経の圧迫を取り除くために

重要になる腹筋は前に傾いた骨盤を

垂直方向の戻すことのできる腹筋です!

 

強い筋力があることと

姿勢が正せる筋力があること

これは別問題といえます!

 

姿勢が正せる筋力をつけて頂くことが重要です!

 

しかし…

一般的な腹筋運動は

仰向けで身体を起こす運動

 

これは姿勢への影響少ないです

腹筋が割れていくだけです

 

反り腰は治らず、神経は圧迫されたままです…

 

おすすめは…

仰向けでしっぽの骨を地面から離す運動!

 

腰の隙間を押しつぶしながら

しっぽを持ち上げます!

簡単な運動ですが

上手く出来ない人が結構多いです!

 

まずは練習!

 

そして

本番は

 

立ってこれが出来るか?

これが非常に重要です!

 

立っているときの狭窄症は反り腰が影響していると言いました

 

なので!

 

立っているときに骨盤を傾けられないと意味がありません!

 

まずは仰向けで出来るようになって

そのあと立位でも出来るように練習していきましょう!

 

まとめ

シックスパックになっても骨盤を傾けられなければ飾り。

 

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