自分の膝の痛みの原因は？痛みの箇所別に原因を解説！

はじめに

ひとくちに膝の痛みといっても

実はとても多くの原因があります

ほんの少し

痛みの箇所が違えば

原因は全く違うんです！

今回は

膝の痛みを箇所別で解説していきたいと思います！

膝の痛みの箇所と疾患名の紹介

図のように膝の

「どこが痛いか？」によって

原因となる疾患がある程度絞り込めていきます

それぞれ全く異なった原因で痛みが

出ているので対応も変わってきます

膝の痛みで代表的な5つの疾患をご紹介してきます

各疾患の概要

1.腸脛靭帯炎

別名ランナー膝と呼ばれるものです

腸脛靭帯という靭帯が

膝の外側の骨とこすれて損傷し

痛みが出ている状態です

ランナーに限らずバスケや水泳、自転車競技などの

膝の屈伸が多い競技で出やすい疾患です

主な原因は使いすぎと走り方・姿勢の崩れです

痛みが出ている状態のときは

炎症が起こっているので

まずは「安静」が必要です

炎症が治まってきたところで

ストレッチや身体の使い方の学習をおこなっていきます

（ストレッチ・身体の使い方は近日公開予定！）

2.半月板損傷

半月板損傷は2か所発生する可能性がある場所があります

外側と内側にそれぞれ半月板があるためです

どちらの場合も

膝を曲げた状態でねじることで損傷します

ジャンプの着地で相手選手の足を

踏んでしまったり

クイックなターンを

膝のねじれで行ったときなどで発生します

また、姿勢や走り方の崩れによって

半月板に負担がかかり

次第に摩耗して

損傷するようなケースもあります

半月板は血行が乏しい組織なので

放っておいても

治ることがないことが多いです

そのため痛みが出ていて

日常生活やプレーに支障をきたす場合

手術をすることが多いです

半月板を損傷すると

のちのちに骨が変形してしまい

変形性膝関節症に移行してしまうことが多いので

なるべく早い段階から

膝の骨にストレスをかけない

姿勢や歩き方を学習していく事が重要です

3.ジャンパー膝

別名は膝蓋靭帯炎と呼ばれるものです

バレーやバスケなどジャンプが多いスポーツ選手に多い疾患です

また、サッカーでもボールを力強く蹴るため同様の症状が出ることがあります

原因としては

大腿四頭筋という筋の柔軟性の低下です

ジャンプやキックなどをすると

膝蓋靭帯という靭帯に負担がかかり

小さな損傷が起こります

これが何度も何度も積み重なっていくと

固くなってしまい柔軟性を失ってしまいます

そうなるとより負担がかかりやすくなり

炎症が起きるようになってきます

ひどい場合は靭帯が断裂するようなこともあります

日頃からやストレッチやアイシングなどのケアが重要です

4.鵞足炎

こちらもランナーに多い疾患です

薄筋、縫工筋、半腱様筋という筋の使いすぎが原因で起こる疾患です

姿勢や走り方の崩れによって

上記の3つの筋を使すぎていると

ジャンパー膝のように

鵞足も柔軟性を失い

炎症を引き起こしていきます

こちらのケアも同様に

鵞足のストレッチとアイシングを行っていくことが重要となってきます

5.オスグッド病

成長期の男子に多い疾患です

痛みが出ている方は

膝の下の骨が出っ張っていることが多いです

いわゆる成長痛です

身体の成長に筋の伸びが追いつかず

痛みを引き起こしています

また、大腿直筋という筋の使いすぎによっても

同様の痛みが出てきます

なので

大腿直筋のストレッチとアイシングが重要になってきます

また、中腰の姿勢の崩れも重要なポイントです

腰が丸くなっていると痛みが出やすくなるので

腰を起こすようにしましょう！

まとめ

今回はざっくりと疾患のの解説をしました

それぞれの疾患に合ったストレッチや

姿勢・身体の使い方の修正が重要です

近日中に対策をアップしていきたいと思います！

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